夜の詩情を灯す、 PH 2/2 Luna テーブルランプ

〈PH 2/2 Luna テーブルランプ〉は1939年にポール・ヘニングセンが「ナイトスタンドランプ」と名付け、発表しました。柔らかい光を拡散し、空間に落ち着きのある雰囲気を生み出します。ヘニングセンが意図したとおり、寛ぎのひとときに最適なランプです。

印象的な“月”のフォルム

滑らかなカーブを描いたステムの形状が印象的な〈PH 2/2 Luna テーブルランプ〉。lunaはラテン語で“月”という意味があります。ツヤのない無塗装の真鍮色に仕上げた表面と乳白ハンドメイド三層吹きガラスとの組み合わせにより、クラシックな雰囲気を際立たせます。

オリジナルモデルの高さは230mmでしたが、限定モデルでは様々な使用シーンを想定して324mmにサイズアップしました。特徴的なアームのカーブと相まって独特の存在感を放ち、その控えめな優雅さによって、コンテンポラリーな空間にもクラシックな雰囲気にもマッチします。

シェードについて

それぞれのシェードは3層の乳白吹きガラスで、外側が光沢、内側はサンドブラスト仕上げのマットな質感です。明るくかつソフトな光を下向きに集め、同時に拡散光によって周囲も柔らかく照らします。

無塗装の真鍮について

無塗装の真鍮表面は茶色っぽい斑や斑点が生じ、時の経過とともにひとつひとつが異なる美しい味わいを帯びていきます。（画像はVL 45 ラジオハウスペンダントの真鍮 無塗装のパイプ部分の経年変化）

触れるたび、静かな高揚

上部のネジを回すことで、ランプヘッドを最大45度まで左右に回転させ、調整することができます。スイッチは本体のベース部分にあります。

限定品ならではのディテール

ポール・ヘニングセンのイニシャル「P.H」が刻印されたベース部分は、リミテッドエディションをさらに特別なものにします。コードは全体の雰囲気にぴったりなブラウンのテキスタイルコードで、細部にまでこだわっています。

心を癒す、夜のラグジュアリー

〈PH 2/2 Luna テーブルランプ〉は、窓辺、本棚、あるいはレストランのテーブルなど、どこに置いても完璧な照明効果とラグジュアリーな雰囲気をつくりだします。優れた読書灯であるだけでなく、一日の終わりを優しく包み込む、静かな月明かりのような趣で私たちの心を落ち着かせ癒します。

ポール・ヘニングセン

1894年デンマークのコペンハーゲンにポール・へニングセンは生まれました。1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。その後、1925年からルイスポールセン社とのコラボレーションが始まり、1967年に亡くなるまで続きました。

Louis Poulsen（ルイスポールセン）

「Louis Poulsen（ルイスポールセン）」は、1874年にコペンハーゲンで創業したデンマークを代表する照明メーカー。「形態は機能に従う」というスカンジナビアの伝統的なデザイン理念に基づき、先進的でタイムレスな照明器具を生み出しています。

光は創造できる材料と捉え、光に照らされた空間やグレア（眩しさ）までも設計に落とし込み、どんな空間にも調和する“北欧の灯りの世界”を演出。

1924年にポール・ヘニングセンと製作した照明器具が世界的に評価され、名作「PHシリーズ」の歴史が始まりました。特に屈指の人気を誇る名作「PH 5」は光の質とタイムレスなデザインが魅力で、デンマークの国民的ランプと称されています。

アルネ・ヤコブセンがホテル建築の際にデザインした「AJシリーズ」をはじめ、優れたデザイナーやアーティストと共同製作した名作を多数ラインナップ。ペンダント、フロア、テーブル、ウォールなど取り付けタイプも豊富で、モダンインテリアをさらに引き立たせてくれる逸品との出会いを楽しめるでしょう。

▼ルイスポールセンについて
https://timberyard.net/cozylife/connect/louispoulsen/