PP503 THE CHAIR｜Oak / Soap / STANDARD LEATHER（Elegance Black）

PP Mobler｜PP503 THE CHAIR（ザ・チェア）［オーク材 / ソープフィニッシュ / スタンダードレザー（エレガンス ブラック）］

※こちらの商品はお取り寄せ商品です

◆ハンス J. ウェグナーが生涯500種類以上もデザインした椅子作品の中でも、デザインや座り心地において最も完成度が高いとされ”椅子の中の椅子”と称される「ザ・チェア」。

【ザ・チェアの軌跡】
1950年頃、ハンス J. ウェグナーによって「ラウンドチェア」としてヨハネス・ハンセンからJH503として製造されたザ・チェア。発表当時はあまり注目を浴びませんでしたが、アメリカのインテリア雑誌「Interiors」に掲載されたことで一躍脚光を浴びました。

また、1960年にアメリカ大統領選でジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンが座ってテレビ討論をしたことでさらに有名な椅子になりました。とくにケネディは腰痛持ちでしたが、そのケネディが座りやすいと、座り続けられると愛用したことでも有名です。また、彼に憧れた元アメリカ大統領のバラク・オバマにも愛されました。

デンマーク王室でも愛用されたり、世界的にもセレブリティなシーンで多く目にする椅子となっています。PP503に座ると、彼らに少し近づけるようなそんな気分にもなります。人生で一度は座りたい椅子といえるでしょう。

【デザインについて】
削り出しの美しいラインを持つ笠木（かさぎ｜背もたれ部分）、そしてフィンガージョイントが魅力的なデザインです。フィンガージョイントとは名のとおり、左右の指を交互に合わせるように木の部材を接合する方法で、背もたれ部分をよく見るとギザギザとしていることがわかります。

初期のデザインはフィンガージョイントではなく、組み接ぎによって笠木とひじ掛けを接合しており、組み接ぎ部分を籐で隠していました。しかしウェグナーはより完成度の高いデザインにすべく試行錯誤の上、フィンガージョイントのモデルを生み出しました。

発表当時は「ラウンドチェア」として呼ばれていたとおり、すべての辺にある優美な曲線からは温かみだけでなく、ウェグナーの木材への深い造詣と探求心、そして美的センスが感じられます。

【経年変化について】
木目が魅力のオーク材をソープで仕上げた仕様です。オーク材ソープ仕上げは使い込むほどに油分の定着や日焼けなどで茶褐色へと変化します。経年変化は自然に進んでいき、手入れする度、少し白さを取り戻しながらも年々美しく色が濃く変化していきます。オイル仕上げと比較してソープ仕上げは時間が経ってもさらっとした触り心地で、表面に塗膜をつくらないため木が持つ本来の色や木肌感を愉しみたい方におすすめです。

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▼商品情報
ブランド：PP Mobler / ピーピーモブラー
デザイナー：Hans J. Wegner（ハンス J.ウェグナー）, 1950
仕　様：オーク材／ソープ仕上げ／スタンダードレザー（エレガンス：ブラック）
サイズ：W630×D520×H760mm / SH450mm / AH700mm
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▼納期について
国内在庫あり｜約2〜3週間
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※こちらの商品はお取り寄せ商品です
※ご購入後、ショップの方から納期に関するご連絡をさせていただきます。
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Hans J. Wegner｜1914-2007

ハンス J. ウェグナーは、1914年に靴職人を父にデンマークとドイツの国境の町、トゥナーに生まれました。家具職人 H.Fスタルベアーグの元で家具を学び、17歳で家具職人の資格を取得。3年後コペンハーゲンに移り、1936年から1938年まで工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始しました。